綺麗で凄い景色を示す言葉には「絶景」や「佳景」があります。
この記事では、「絶景」と「佳景」の違いを分かりやすく説明していきます。
「絶景」とは?
「絶景」は「ぜっけい」と読む言葉であり、とても素晴らしい景色を示す時に使います。
「絶景」はこれまで誰も見たこともない秘境や景色、自然を表す時に使われており、このような場所は観光地としても人気があります。
世界には様々な「絶景」があり、オーロラやウユニ塩湖、ナイアガラの滝、イエローストーン国立公園などが有名です。
「絶景かな」という表現は石川五右衛門が満開の桜の花に対して使った表現として知られています。
「佳景」とは?
「佳景」は「かけい」と読む言葉であり、よい景色や眺めを示す時に使います。
この言葉に使われている「佳」は音読みで「か」、訓読みは「佳い」で「よい」と読みます。
「佳」はよいことや美しいこと、優れていること、めでたいことを示す時に使う言葉です。
「佳作」は作品の出来栄えがいいものを示す時や、入賞にはならないがその次によい作品を示す時に使います。
「佳景」の類義語には「美観」があり、こちらは美しい景観を示す時に使います。
「絶景」と「佳景」の違い
「絶景」はとても素晴らしい景色を示す言葉であり、「佳景」はよい景色や眺めを示す言葉です。
見たこともないような美しい景色の場合には「絶景」の方を使います。
「絶景」の例文
・『その青い洞窟はまさに絶景であり、とても神秘的なものを感じました』
・『富士山から見るご来光は絶景であり、今でも鮮明に思い出すことが可能です』
「佳景」の例文
・『裏山から見る街並みや佳景であり、よく絵画の題材に選んでいます』
・『小さな田舎町ですが、色々な佳景があるのでぜひ見ていってください』
まとめ
「絶景」は素晴らしい景色や眺めを示す言葉であり、「佳景」はよい景色や眺めを示す時に使います。
「絶景」は自然現象や神秘的な場所などに対して使うことも可能です。