この記事では、「登載」と「搭載」の違いを分かりやすく説明していきます。
「登載(とうさい)」とは?
「登載」は「文章にして新聞や雑誌などに載せること」や「台帳や帳簿などに載せること」を意味する言葉です。
「登載」の類義語には「掲載」や「記載」、「記帳」、「登記」などがあります。
「登載」の使い方
「登載」は名詞としてや動詞として「登載する」のように使われています。
「搭載(とうさい)」とは?
「搭載」は「車両や航空機、艦船などに物資を積み込むこと」や「兵器を積んで装備すること」、「機器や自動車などにある装備や機能を組み込むこと」を意味する言葉です。
「搭載」の類義語には 「積載」や「載積」、「荷積(にづもり)」などがあります。
「搭載」の使い方
「搭載」は名詞としてや動詞として「搭載する」のように使われています。
「登載」と「搭載」の違い
「登載」は主に「文章にして新聞や雑誌などに載せること」を意味する言葉であり、英語の“registration”に相当すると言えます。
一方、「搭載」は主に「車両や航空機、艦船などに物資を積み込むこと」を意味する言葉であり、“mounted”に相当すると言えます。
読みは同じでも指し示す意味は全く異なることから二語は同音異義語の関係に当たると言えるでしょう。
「登載」の例文
・『愛読している雑誌へ投書を登載した』
・『新しい情報を戸籍に登載する』
「搭載」の例文
・『この戦闘機には最新のレーダーシステムが搭載されている』
・『高性能のカメラを搭載したスマホに需要が集中している』
まとめ
「登載」と「搭載」はどちらも「とうさい」と読みますが、「登載」は主に「文章にして新聞や雑誌などに載せること」を意味する言葉、「搭載」は「車両や航空機、艦船などに物資を積み込むこと」を意味する言葉です。
したがって、二語は同音異義語の関係に当たるということでした。