この記事では、「都度」と「毎回」の違いを分かりやすく説明していきます。
「都度」とは?
都度は、つどと読むべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、全てや皆、人が集まる大きな町といった意味を持っている都の漢字に、回数とかたびといった意味を有する度の漢字を組み合わせる事で誕生した言葉となっています。
以上の事から都度は、物事が行われる度に、という意味を示すのです。
例えば、何らかの行動を行う際に何時も同じ行為をするという場合等に、この都度という言葉が用いられています。
「毎回」とは?
毎回は、まいかいと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、その度ごとという意味の毎の漢字に、度数とかひとまわりといった意味がある回の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ毎回は、繰り返しやって来るその度毎にという意味を表すのです。
漢字表記が表現している様に、回が繰り返す度に毎度といった意味の言葉として使われています。
「都度」と「毎回」の違い
都度と毎回の漢字表記を見比べてみると、使用している漢字も読み方も違っている事に直ぐに気付けるものです。
所がどちらも物事が実行される度にという同じ意味を持っています。
そのため同じ場面で使う事が可能である言葉同士であるため、混同してしまう人も少なくありません。
とはいえ使用頻度という点で、違いを見出す事が可能です。
都度は、幾分硬い表現であるため日常会話等では余り用いられていません。
一方の毎回は、日常的における使用頻度が高いため、相手にも意味が通じ易いという面があるのです。
まとめ
2つの言葉には、共通する漢字はなく読み方も似ている訳ではありません。
ですがどちらも、繰り返し巡って来る度に、という同じ意味合いを所有しているので、同じ場面で使用されたりするのです。
ただし都度の方は、硬めな表現の言葉であるため、日常では使用される事は余り多くなかったりします。
対する毎回は、日常会話の中にも数多く登場する言葉なので、すんなり意味が通じる可能性が高いです。