この記事では、「努めてまいりました」と「働いてました」の違いを分かりやすく説明していきます。
「努めてまいりました」とは?
「努めてまいりました」とは、「自分が、ある仕事や役割に対して一生懸命取り組んできたことを伝える丁寧な表現」です。
自己PRやスピーチ、挨拶などで、自分が今まであることに対して精を出してやってきたことを述べる表現です。
「努めてまいりました」の言葉の使い方
「努めてまいりました」は、ビジネス用語・政治用語などで、スピーチの言葉としてよく使われます。
「努めて」は動詞「努める」の連用形に、接続助詞「て」がついた語、「まいりました」は動詞「くる」の謙譲語「まいる(参る)」の連用形に「まいり」に、丁寧語「ます」の過去形「ました」が付いた語です。
「努める」は「精を出して仕事をする」「努力して事を行う」という意味、「努めてまいりました」で、「精を出して事を行ってきた」の敬語表現になります。
「働いてました」とは?
「働いてました」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「ある職業を持ち、それで生計を立てていた」という意味です。
2つ目は「ある組織や団体に所属して、その一員として労働していたという意味です。
「働いてました」の言葉の使い方
「働いてました」は、ビジネスだけではなく日常でも使われます。
「働いて」は動詞「働く」の連用形に、接続助詞「て」が付いた「働きて」の音変化、「ました」は丁寧語「ます」の過去形です。
「働く」は「労働する」「職業として、あるいは生計を維持するために、一定の職に就く」という意味、「働いてました」で「生計を維持するために一定の職に就いていた」「ある企業で労働していた」の敬語表現になります。
「努めてまいりました」と「働いてました」の違い
「努めてまいりました」は「ある仕事や役割に対して、精を出して事を行ってきた」の敬語表現です。
「働いてました」は「生計を維持するために一定の職に就いていた」「ある企業で労働していた」の敬語表現です。
まとめ
今回は「努めてまいりました」と「働いてました」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
