「土方」と「職人」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「土方」と「職人」の違いとは?違い

この記事では、「土方」「職人」の違いを分かりやすく説明していきます。

「土方」とは?

「土方」「どかた」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「建設や道路整備、河川工事など、土木工事全般に従事する労働者のこと」という意味です。

2つ目は、「土木工事に従事する労働者を見下す意味の語」という意味です。


「土方」の言葉の使い方

「土方」は名詞として「土方仕事をする」「土方の人」などと使われます。

「土」「つち」とも読み「地面」「大地」「土地」「どろ」という意味、「方」「向き」「いくつかあるものごとのうちの一つ」「係の人」という意味、「土方」「土地にかかわる仕事をする労働者」になります。

語源は、江戸時代に使われた「土手人足方(どてにんそくがた)」という語で、「埋立地の造成作業をする人」という意味、次第に略して「土方」という様になりました。

また、「土方」は特に資格を必要とせず、日払いでも働けるために、差別用語としても使われています。


「職人」とは?

「職人」「しょくにん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「自分の技能によって物を作ったり、加工したりして生計を立てている人のこと」という意味です。

2つ目は「特定の分野における技術者のややくだけた呼称」という意味です。

3つ目は「比喩的に、優れた技能を持った人や、その道の専門家のこと」という意味です。

「職人」の言葉の使い方

「職人」は名詞して「職人になる」「職人気質」「職人技」などと使われます。

「職」「つとめ」「役目」「暮らしのためにする仕事」という意味、「人」「ひと」とも読み「人間」「ある職や分野に属するひと」という意味、「職人」「ある専門分野に属する仕事を持つ人」になります。

「土方」と「職人」の違い

「土方」「土地にかかわる仕事をする労働者」、差別用語としても使われています。

「職人」「ある専門分野に属する仕事を持つ人」です。

まとめ

今回は「土方」「職人」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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