「おじや」と「ねこまんま」の違いとは?分かりやすく解釈

「おじや」と「ねこまんま」の違いとは?違い

この記事では、「おじや」「ねこまんま」の違いを分かりやすく説明していきます。

「おじや」とは?

おじやとは、炊いたご飯を出汁などの汁で煮込んだ料理のことをいいます。

雑炊と同じものを指すことが多いですが、ご飯を水洗いしてから煮込むものが増水で水洗いせずに煮込むものをおじやとして区別する場合もあります。

鍋のしめにする場合には雑炊と呼ぶことが多く、体調不良の時の食事としてはおじやと呼ぶことが多いです。

肉や魚、卵、野菜などと一緒に煮込むこともあります。

家庭でおじやを作る時には、味噌汁などの汁ものの残りにご飯を入れたりもします。


「ねこまんま」とは?

ねこまんまとは、削り節をかけたり味噌汁をかけたりするご飯のことをいいます。

猫のエサのように見えることからねこまんまと呼ばれるようになりました。

昔はキャットフードが一般的ではなかったため、猫のエサというとご飯に削り節をかけたり味噌汁をかけたりして与えることも多くありました。

ねこまんまの「まんま」は、赤ちゃん言葉で「ご飯」のことを指します。

ただし、猫は本来は肉食なので、ご飯に味噌汁というエサは好ましくありません。

ねこまんまには、残飯といったネガティブなイメージもあります。


「おじや」と「ねこまんま」の違い

おじやは汁物にご飯を入れて煮込んだ料理ですが、ねこまんまはご飯に削り節や味噌汁をかけただけの食べ物です。

煮込んでいるかどうかに違いがあります。

また、おじやは体調不良の時などに食べるイメージがあり、料理として認識されています。

ねこまんまには残飯といったイメージがあり、行儀が良くないと感じる人もいます。

料理というよりは、ご飯を食べる時に味噌汁をかけただけというイメージです。

まとめ

おじやは汁物にご飯を入れて煮込んだ料理で、ねこまんまはご飯に削り節や味噌汁をかけただけの食べ物です。

行儀が悪いイメージがあるのは、ねこまんまになります。

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