この記事では、「参画」と「入社」の違いを分かりやすく説明していきます。
「参画」とは?
「参画」の意味は、事業や政策などの計画に加わることです。
単に何かの団体に加わるだけではなく、その団体が形成される前から加わり事業や政策などの計画段階から参加すること。
様々な決定権を持つことが「参画」になります。
言い換えれば、「関与」や「参与」、「参入」などと同じです。
使い方としては、「参画する」のほか、「参画の促進」や「男女平等参画社会」などといった言葉もあります。
「入社」とは?
「入社」は会社に入ると書きます。
その言葉通り、会社に入り、その会社の社員になること意味します。
その会社に入ることを意味するだけの言葉となるため、その会社で何をするのか。
どのようなポジションに就くのか。
などは関係ありません。
使い方としては、「入社する」のほか、「入社式」や「入社日」、「入社希望」などといった言葉があります。
「参画」と「入社」の違い
「参画」と「入社」の違いを、分かりやすく解説します。
「参画」と「入社」は会社に入るといった意味では同じ意味を持つ言葉ですが、それぞれの言葉が持つ意味に大きな違いがあります。
「参画」の場合、単に会社などの団体に入るだけではなく、その団体の事業や政策などの計画に加わることを意味します。
そのため、単に団体に加わるだけでは「参画」とは言えません。
一方、「入社」の場合は会社に入ることすべてを意味します。
どのような形であれ、どのような立場であれ、会社に入ることを「入社」と言います。
「参画」の例文
・『当社も念願叶って参画することができた』
・『重要な新規事業に参画することになった』
「入社」の例文
・『念願だったゲーム業界の会社に入社することができた』
・『入社式当日は本当に緊張しました』
まとめ
以上のように、同じ会社や団体に加わることでも「参画」と「入社」それぞれの言葉が持つ意味には大きな違いがあります。
