テレビのドラマなどでは、頻繁に登場しますが、日常の生活においてはほぼ見たことがないものの一つに「独り言」というものがあります。
ドラマなどでは、「さりげなく」その人の心の声を「独り言」という形でみんなにわかるようにするというのは一つの手法になっています。
それでは、この「独り言」とはどういう意味でしょうか。
また、「一人言」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「独り言」と「一人言」の違いを分かりやすく説明していきます。
「独り言」とは?
「独り言」とは、「ひとりごと」と読み、一般的にはその場に話す相手がいないのに、声に出して何かを話しているということを表す言葉です。
「一人言」とは?
「一人言」とは、「ひとりごと」と読み、自分一人の時に自分に向かって声を出して話すことを表す言葉です。
「独り言」と「一人言」の違い
「独り言」と「一人言」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、聞いてくれる相手がいないのに声を出して話すという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、その時、周りに誰一人いない状況なのが「一人言」であり、街の中などで周りにも人がいる状態で、誰に対してということなく話すことが「独り言」ということになります。
しかし、実際にはどちらも同じ意味で使われることが多く、使われる頻度で家ば圧倒的に「独り言」の方なので、こちらが両方の意味を持っていると考えても良いかもしれません。
「独り言」の例文
・『街中で独り言を言っているのはかなり不気味です』
・『歩きながら独り言を言っていると思ったら、イヤホンマイクを使って通話しているということがあります』
「一人言」の例文
・『一人言は一人の時に言うことです』
・『一人言という表現は間違いではありませんが、多くの人が引っかかるものではあります』
まとめ
この記事では、「独り言」と「一人言」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。