会社が採用する社員として「新入社員」と「中途社員」がいます。
それぞれどのような社員でどこに違いがあるのでしょうか。
この記事では、「新入社員」と「中途社員」の違いを分かりやすく説明していきます。
「新入社員」とは?
「新入社員」とは、「新しく会社に採用された社員」を指す言葉です。
会社に雇用され一員として働く働き手のことを「社員」といいます。
新たに雇用され会社の一員として加わった社員が「新入社員」です。
社員には会社に直接雇用される「正社員」や一定の条件で雇用契を結ぶ「契約社員」、派遣会社から送り込まれる「派遣社員」などいろいろな雇用形態があります。
一般的に新入社員と呼ばれるのは会社に直接雇用されている正社員と契約社員で、新しく入った人でも派遣社員は通常「新入社員」とはいいません。
「中途社員」とは?
「中途社員」とは、「新卒採用の季節以外に採用された社員」のことです。
日本の企業は基本的に学校を卒業して社会人になる新しい人材を4月に一括採用します。
4月の新卒採用で入社する社員を「新卒社員」というのに対し、4月以外に入社する社員を「中途社員」といいます。
一般的には他の会社で働いた経験を持つ転職人材を指しますが、9月に卒業する海外の大学を出たした人など転職組でなくても4月以外の採用であれば「中途社員」です。
「新入社員」と「中途社員」の違い
「新入社員」と「中途社員」の違いを、分かりやすく解説します。
「新入社員」と「中途社員」の違いは「採用された時期」です。
「新入社員」は採用された時期にかかわらず新しく会社に入社した社員全てを指すのに対し「中途社員」は新しく会社に入社した社員のうち4月以外に採用された人のみを指す、という違いで区別されます。
「新入社員」の例文
・『新入社員の歓迎会を開く』
・『新入社員が活躍する』
「中途社員」の例文
・『頼りになる中途社員が入社した』
・『中途社員に期待している』
まとめ
「新入社員」と「中途社員」は採用された時期の違いで区別します。
「新卒社員」と混同しやすいので注意してください。