この記事では、「リップクリーム」と「リップスティック」の違いについて紹介します。
リップクリームとは?
リップクリームとは、唇の乾燥を防ぐ目的で塗るクリームのことをいいます。
英語にすると「lip cream」になりますが、「lip cream」という英語はありません。
英語では本来、「lip balm(リップバーム)」といいます。
日本ではスティックタイプのものをリップクリームといい、ジャータイプの容器に入っていてゲル状のものをリップバームと呼ぶことが多いです。
リップクリームは白色か透明のものが多いですが、薄く色が付いているものもあります。
リップスティックとは?
リップスティックとは、口紅のことをいいます。
英語では「lipstick」で、唇の輪郭を整え美しく彩るための化粧品です。
スティック状になっているものが一般的ですが、容器に流し込まれているタイプもあります。
日本でリップスティックというとリップクリームをイメージする人も多いですが、本来リップスティックは口紅のみを指す言葉です。
リップクリームは含まれていません。
ただし、リップクリームという意味でリップスティックを使っている人もおり、リップスティックにスティック状のリップクリームが含まれる場合もあります。
そのため厳密に区別されているわけではないのです。
リップクリームとリップスティックの違い
リップクリームもリップスティックも唇に塗るものですが、その用途には違いがあります。
リップクリームは唇の乾燥を防ぐためのもので、白色か透明な色をしています。
色が付いているものもありますが、発色はそれほど鮮やかではありません。
それに対してリップスティックは口紅のことをいうので、鮮やかな発色をしています。
唇を美しく見せるために使用するものです。
まとめ
リップクリームは唇の乾燥を防ぐために塗るもので、リップスティックは唇を美しく見せるために塗るものです。
