この記事では、「講演会」と「講習会」の違いを分かりやすく説明していきます。
「講演会」とは?
「講演会」は「こうえんかい」と読みます。
意味は「話し手が、あるテーマについて、聴衆に対して話す集まり」です。
あらかじめ運営者に依頼された話し手が、大勢の人に向かって一方的に話をする集まりを表します。
「講演会」の言葉の使い方
「講演会」はビジネス用語として「講演会を開催する」「講演会に呼ばれる」などと使われます。
「講」は「説き明かす」、「演」は「意味を押し広める」「引き延ばしてわかりやすく説明する」、「会」は「ある目的のために多くの人々が集まること」という意味、「講演会」で「あるテーマについて、大勢の人に意味を広めて分かり易く説き明かす目的の集まり」になります。
「講習会」とは?
「講習会」は「こうしゅうかい」と読みます。
意味は、「1人または複数の講師を招き、学問や技術などを集中的に学ぶ為の集まり」です。
専門知識を持った人が、受講者の学ぶ意欲をサポートする話をする集まりを表します。
「講習会」の言葉の使い方
「講習会」はビジネス用語として「講習会を開く」「講習会に参加する」などと使われます。
「講」は「説き明かす」、「習」は「なら(う)」とも読み「繰り返して行って身につける」「教わって身に付ける」、「会」は「ある目的のために多くの人々が集まること」という意味、「講習会」で「専門知識を、人に教わって身に付ける目的の集まり」になります。
「講演会」と「講習会」の違い
「講演会」は「あるテーマについて、大勢の人に意味を広めて分かり易く説き明かす目的の集まり」です。
「講習会」は「専門知識を、人に教わって身に付ける目的の集まり」です。
「講演会」の例文
「講演会」の例文は以下の通りです。
・『有名作家の講演会に出席する』
・『講演会の後に質問コーナーを設ける』
「講習会」の例文
「講習会」の例文は以下の通りです。
・『AEDの講習会に参加する』
・『会社でビジネスマナーの講習会が開かれる』
まとめ
今回は「講演会」と「講習会」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。