この記事では、「厳しい親」と「毒親」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「厳しい親」とは?
甘やかさず、しつけするのが「厳しい親」【きびしいおや】に見られる傾向です。
大人になって恥じぬよう子供のうちから厳しさを持って注意しては道徳を学ばせます。
親であっても丁寧な敬語で話すように促したり、正座させては背筋を伸ばして勉強させるのです。
また、間違ったことは嫌い、正しい考え方するようにしっかり指導するのにも余念がありません。
「毒親」とは?
ネグレストに近い行為して、子供に負担を与える親を「毒親」【どくおや】といいます。
自分が育てる子供は支配してもいいと考える親を指すのです。
子供の将来を考えるあまり、厳しくしつけなければいけないと思っては感情的に叱り付けます。
子供にとっては精神的に傷つけられて、辛い気持ちになるしつけは心の成長に悪影響を与える要因ともなってしまうのです。
「厳しい親」と「毒親」の違い
ここでは「厳しい親」と「毒親」の違いを、分かりやすく解説します。
正しく挨拶させたり、間違った行動すれば強く叱り、二度とやらせないようにするのが「厳しい親」です。
少し行き過ぎた厳しさがあり、子供を追い込んでしまうところがあります。
もう一方の「毒親」は、子供を良い子に育てようとするあまり行動を制限したり、厳しいしつけをするのです。
自分の考えを強く飢え付けて言うことを聞かせたり、制欲せず感情をぶつけるところが子供にとっては恐怖であり、まさに毒にも感じるほど不快感に包まれます。
「厳しい親」の例文
・『厳しい親は、あえて難しい課題を子供にやらせる』
・『約束を守らない子供には、体罰も与えるのが厳しい親だ』
「毒親」の例文
・『過剰な干渉する毒親は、子供の自由な発想を踏みにじる』
・『毒親の下で支配されて育った子供は人に依存しやすい』
まとめ
同じ親であっても厳しいか毒を持つかの違いがあり、子供との接し方も大きく変わってきます。
どのようなやり方をするかに目を向けて、比較して学んでみるといいでしょう。