この記事では、「怠け者」と「うつ病」の違いを分かりやすく説明していきます。
「怠け者」とは?
「怠け者」は「なまけもの」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は、「するべきことがあるのにやろうとせず、だらだらと過ごす人のこと」という意味です。
2つ目は、「やるべきことを、必要最低限のことしかしないで楽しようとする人のこと」という意味です。
「怠け者」の言葉の使い方
「怠け者」は名詞・形容動詞として「怠け者だ・である」「怠け者の子供」などと使われます。
「怠け」は動詞「怠ける」の連用形で「するべきことをしない」「働かない」という意味、「者」は「行為や状態の主体を表す人」という意味、「怠け者」で「するべきことをしない人」「真面目に働かない人」になります。
基本的に、心身共に健康であるのに、やる気がない人に使われます。
「うつ病」とは?
「うつ病」は「うつびょう」と読みます。
意味は、「脳内の神経伝達物質が異常に働くことで、気分や感情をうまく調節できなくなり、心身の不調が表れる病気」です。
気分がどんよりと落ち込み、あらゆるものごとに喜びや興味が感じられなくなり、不眠や倦怠感などがあらわれます。
更に進行すると、自分には価値がないと感じる様になり、自殺願望が強くなります。
「うつ病」の言葉の使い方
「うつ病」は病名として「うつ病だ・である」「うつ病になる」などと使われます。
漢字で「鬱病」と書き、「鬱」は「草木がこんもりと茂る」から転じて「気分がふさがる」「気が晴れない」という意味、「病」は「やまい」とも読み「わずらう」「病気」という意味、「うつ病」で「気分がふさがる病気」になります。
神経伝達物質の異常により発症する精神疾患であり、自分でコントロールできません。
「怠け者」と「うつ病」の違い
「怠け者」は「するべきことをしない人」「真面目に働かない人」です。
「うつ病」は「神経伝達物質の異常により発症する精神疾患、心身に不調があらわれ、自分でコントロールできない」です。
まとめ
今回は「怠け者」と「うつ病」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。