「常駐」と「駐在」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「常駐」と「駐在」の違いとは?違い

この記事では、「常駐」「駐在」の違いを分かりやすく説明していきます。

「常駐」とは?

「常駐」は常に駐まると書きます。

「駐」には、とどまる、とどめる、といった意味があります。

つまり、「常駐」とは、常にとどまることを意味する言葉になります。

その常にとどまる人は官吏や商社員などが仕事のために派遣された場所にとどまることを意味します。

「常駐」の場合、単に派遣された場所にとどまっているだけではなく勤務している状態を指す言葉として用いられることが多く、「警備員が常駐」「管理人が常駐」などといった形で使用します。

そのほか、「常駐」にはコンピューターでプログラムやデータがメモリーの一定の場所に常にあることも意味します。


「駐在」とは?

「駐在」は一定の場所にとどまっていることを意味し、その期間は相当の期間を指します。

「駐在」の場合は、官吏や商社員などが任務のために派遣された地にとどまることを意味します。

例えば、「日本駐在大使」「海外に駐在する」などといった形で使用します。


「常駐」と「駐在」の違い

「常駐」「駐在」の違いを、分かりやすく解説します。

「常駐」「駐在」は類語関係にあります。

どちらも、官吏や商社員などが任務のために派遣された地にとどまることを意味します。

そのうえで、「常駐」の場合は単に派遣された場所にとどまっているだけではなく勤務状態にあることを意味し用いられることが多い言葉になります。

そのため、「常駐中」「勤務中」と置き換えることができる言葉になります。

「常駐」の例文

・『管理人さんが常駐しているマンションを選びました』
・『このビルには警備員が常駐しています』

「駐在」の例文

・『夫は海外に駐在しています』
・『アメリカ駐在大使主催のパーティーに出席する』

まとめ

以上のように、類語関係にある「常駐」「駐在」です。

そのうえで、それぞれの言葉が持つ意味の違いを踏まえ使い分ける必要があります。

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