「暴飲暴食」と「過食」の違いとは?分かりやすく解釈

「暴飲暴食」と「過食」の違いとは?違い

この記事では、「暴飲暴食」「過食」の違いを分かりやすく説明していきます。

「暴飲暴食」とは?

程度を超えて食べたり飲んだりすることという意味です。

「暴」という漢字には、度をすごすという意味があります。

「飲」はのむ、のみこむ、「食」はたべるという意味を持つ漢字です。

このことから「暴飲暴食」には、度をすぎて食べたり飲んだりすることという意味があることがわかります。

食べることだけ、飲むことだけではなく、食べることと飲むことの2つの意味が含まれています。

どの程度の量を食べたり飲んだりすることなのか、具体的に何グラム、何ミリリットルという定義はありませんが、臓器が必要とする以上、処理できる以上の量を食べたり飲んだりすることをいいます。

このような行為を繰り返していると、胃腸に負担がかかり、胃痛や下痢などの症状が現れることがあります。


「過食」とは?

食べ過ぎることという意味です。

「過」という漢字には、度がすぎる、はなはだしいという意味があります。

このことから「過食」には、食べる量がはなはだしいという意味があることがわかります。

どの程度の量のことをいうのか定義はありませんが、体が必要とする以上を食べることをいいます。

食べることで、飲むことは意味に含まれていません。

摂食障害のひとつである過食症を指す場合もあります。


「暴飲暴食」と「過食」の違い

「暴飲暴食」「過食」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉にも、度をすぎて食べるという意味が含まれていますが、同じことではありません。

前者は度をすぎて食べることだけでなく、飲むことも意味に含まれています。

後者の場合は、度をすぎて食べるという意味で、飲むことは意味に含まれていません。

また、過食症のことを指す場合もあります。

まとめ

食べ過ぎるという意味を持つ2つの言葉ですが、一方には飲むことの意味も含まれており、もう一方には飲むことの意味は含まれていない点に違いがあります。

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