「常駐」と「派遣」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「常駐」と「派遣」の違いとは?違い

この記事では、「常駐」「派遣」の違いを分かりやすく説明していきます。

「常駐」とは?

常駐は、じょうちゅうと読むのが正解な言葉です。

漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、何時もと同じで変わりがないや、つねにといった意味の常の漢字に、とめるとかとまるといった意味がある駐の漢字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から常駐は、何時も駐在、駐屯しているという意味を示すのです。

つまり同じ勤務先に相当期間留まる形で、働く事をこの常駐という言葉を使って表現します。


「派遣」とは?

派遣は、はけんと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、一部を分けて行かせるや枝分かれしたものといった意味を持っている派の漢字に、行かせるとか追い払うといった意味を有する遣の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に派遣は、使命をもって赴かせる事を表すのです。

特に、労働者が派遣元の会社を通して派遣先の業務に従事するという働き方を表現する言葉として使われています。


「常駐」と「派遣」の違い

常駐と派遣の漢字表記を並べてみると、使用している漢字も読み方も全然違う言葉同士であると気付けるものです。

所がどちらも働き方を表現する言葉として使われる事があるため、使い分けを意識すると混同してしまう恐れがあります。

とはいえ表現する意味には違いがあるので、そこを把握すれば問題なく使い分けが可能です。

まず常駐は、一定の場所に留まり続けて働く事を示す言葉となっています。

一方の派遣は、労働者が派遣元の企業と契約を結び、派遣先となった会社で業務を行う事を表すのです。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字はなく、読み方も特に似てはいません。

ですがどちらも働き方を指し示す言葉として使用されているので、ごっちゃになる恐れはなくはないです。

ただし意味自体には相違点があり、常駐は基本的には同じ勤務場所に留まり続けて働く、という意味を示す言葉として用いられています。

対する派遣は、労働者が派遣元の企業と契約した上で、派遣先の企業で業務を行うという雇用形態を表す言葉です。

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