この記事では、「大騒ぎ」と「ばか騒ぎ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「大騒ぎ」とは?
周囲を考えず、好き放題に取り乱して騒ぐことを「大騒ぎ」【おおさわぎ】といいます。
周囲が驚いて不安になるほど大声を出して騒ぐ様子が不安にさせるので、悪い印象に見られてしまうのです。
使い方としては、「深夜に下の階の住人が大騒ぎしていた」と困惑する様子を表します。
他には「大事な書類を紛失し、大騒ぎになった」といかに人々が酷く動揺しているか伝わる言葉になるのです。
「ばか騒ぎ」とは?
まるで頭がおかしいと思えるほど騒がしい様子を「ばか騒ぎ」【ばかさわぎ】といいます。
お祭りしているように大声を出したり、落ち着きがない行動見せるのです。
例えば、美味しいご馳走を食べながら歌を歌ったり、芸者遊びして面白いと感じつつ楽しむ行動を指します。
どんちゃん騒ぎともいい、窓の外にまで騒いでいる様子が分かるほど大騒ぎする様子を指す言葉です。
「大騒ぎ」と「ばか騒ぎ」の違い
「大騒ぎ」と「ばか騒ぎ」の違いを、分かりやすく解説します。
周囲が驚いて酷く動揺するほど大きな声で会話したり、落ち着かない行動する人達の様子を「大騒ぎ」といいます。
周囲などまったく関係なく、騒ぎたいだけ騒ぐ状況を表しますが、もう一方の「ばか騒ぎ」は無駄に大声を出して、みさかえなく騒ぐさまを表すのです。
酒を飲んだり、食べながら騒いで楽しむ人々の様子が伝わります。
「ばか騒ぎ」の方が遊んで騒ぐといった意味が強く出る言葉です。
「大騒ぎ」の例文
・『驚かすと檻の中に入れられた鳥たちが大騒ぎした』
・『彼氏が友人と大騒ぎするので、ぐっすり眠れなかった』
「ばか騒ぎ」の例文
・『弟が毎晩酒を飲んでばか騒ぎするので、兄が叱った』
・『どこでもばか騒ぎできる姉の明るさが羨ましい』
まとめ
「騒ぎ」を使った言葉ではありますが、「大」と「ばか」を使っている点が異なります。
この違いにより、騒ぎ方が少し異なってきますので比較してみましょう。
