「常駐」と「非常駐」は反対の意味を持つ言葉の組み合わせですが、それぞれ何を表しているのでしょうかこの記事では、「常駐」と「非常駐」の違いを分かりやすく説明していきます。
「常駐」とは?
「常駐」とは、「いつもその場にいること」を意味する言葉です。
一時的に滞在していたりたまにいるだけだったりするのではなくずっとそこに居続けることを指します。
「常駐」の「駐」は「駐在」「駐屯」「駐車」など「その場にとどまる」という意味があります。
「常」は「ずっと」「いつも」など一時的ではなく継続的であることを意味するので「ずっとそこにとどまっている」つまり「いつでもいる」という意味で使われる表現です。
一般的には外部から送り込まれた人や物が元の場所に戻ることなく常にそこにいて働くことを意味する言葉として使われます。
「非常駐」とは?
「非常駐」とは、「いつもその場にいるわけではないこと」を意味する言葉です。
ずっとその場にとどまっているのではなく一時的にやってくる様子を表します。
週に一度だけ通いで働きに来る人や必要に応じて派遣されてくる人など、そこに所属してはいるもののいつもそこにいるわけではなくたまにしか来ない場合に対して用いる表現です。
「常駐」と「非常駐」の違い
「常駐」と「非常駐」の違いを、分かりやすく解説します。
「常駐」と「非常駐」の違いは「ずっといるかどうか」です。
取引相手の職場や現場などその場にずっと居続けるのが「常駐」で、定期的に通ったり必要に応じて派遣されたりなどずっといないのが「非常駐」という違いで区別されます。
雇用携帯や契約内容ではなく居続けるかどうかが区別の基準です。
「常駐」の例文
・『客先に常駐で働いている』
・『エントランスにはコンシェルジュが常駐している』
「非常駐」の例文
・『非常駐なので必要に応じて来てもらうことになっている』
・『仕事は少ないので非常駐でも十分こなせる』
まとめ
「常駐」と「非常駐」は業務関係でよく使う表現です。
正反対の意味になるのであわせて覚えておきましょう。