この記事では、「エッセイ」と「作文」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エッセイ」とは?
「エッセイ」とは、「書き手が思ったことや感じたことを、文体にこだわらず思うままに書き記した文章のこと」という意味です。
ストーリーは関係なく、日常の出来事や考えなどを自由に書いたものです。
「エッセイ」の言葉の使い方
「エッセイ」は名詞として「エッセイを書く・書いた」「エッセイ集」などと使われます。
語源はフランス語の「essai」で「試み」という意味です。
日本語では「随筆(ずいひつ)」と呼ばれ、基本的に、文体にとらわれず、「作者の体験や知識を元に、自由に書き記した文章」に使われます。
「作文」とは?
「作文」は「さくぶん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「文章を書き記すこと」という意味です。
2つ目は、「国語教育の一環として、生徒が文章を書くこと」という意味です。
3つ目は「内容が乏しく読む形式ばかりの文章を書くこと」という意味です。
「作文」の言葉の使い方
「作文」は名詞として「作文を書く・書いた」「作文コンクール」などと使われます。
「作」は「つく(る)」とも読み「工夫して物をこしらえる」という意味、「文」は「文字で書き記したもの」という意味、「作文」で「工夫して文字で書き記してまとめたもの」になります。
「エッセイ」と「作文」の違い
「エッセイ」は「作者の体験や知識を元に、自由に書き記した文章」です。
「作文」は「工夫して文字で書き記してまとめたもの」です。
「エッセイ」の例文
「エッセイ」の例文は以下の通りです。
・『小説家がエッセイを書く』
・『毎日の出来事をエッセイにまとめる』
・『彼女はエッセイ作家として有名だ』
「作文」の例文
「作文」の例文は以下の通りです。
・『昔から作文が苦手だった』
・『作文コンクールで入賞する』
・『子供が作文を読んで発表する』
まとめ
今回は「エッセイ」と「作文」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。