「不鮮明」と「不明瞭」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「不鮮明」と「不明瞭」の違いとは?違い

この記事では、「不鮮明」「不明瞭」の違いを分かりやすく説明していきます。

「不鮮明」とは?

「不鮮明」「ふせんめい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「目で見たものの、色や形があいまいで、はっきりこうであると言い切れない様子」という元の意味です。

2つ目は転じて、「ものごとがはっきりしないこと」という意味です。


「不鮮明」の言葉の使い方

「不鮮明」は名詞・形容動詞として「不鮮明だ・である」「不鮮明な画像」「不鮮明な態度」などと使われます。

「不」「〜がない」「〜でない」という打消しの意の接頭辞、「鮮」「あざ(やか)」とも読み「取りたてで生きがよい」「形・色がくっきりしている」という意味、「明」「あか(るい)」とも読み「光があってあかるい」から転じて「はっきり見える」「事がはっきりしている」という意味、「不鮮明」「形・色がくっきりしていないこと」から転じて、「ものごとがはっきりしないこと」になります。


「不明瞭」とは?

「不明瞭」「ふめいりょう」と読みます。

意味は、「ものごとの状況や意味がはっきりしない様子」です。

与えられた情報がわかりにくく、どの様に判断したらよいか分からない様子を表します。

「不明瞭」の言葉の使い方

「不明瞭」は名詞・形容動詞として「不明瞭だ・である」「不明瞭な発音」「不明瞭な内容」などと使われます。

「不」「〜がない」「〜でない」という打消しの意の接頭辞、「明」「はっきり見える」「事がはっきりしている」という意味、「瞭」「はっきりしている」という意味、「不明瞭」「ものごとの内容がはっきりしないこと」になります。

基本的に、見たり聞いたりしても理解しにくいことに使われます。

「不鮮明」と「不明瞭」の違い

「不鮮明」「形・色がくっきりしていないこと」から転じて、「ものごとがはっきりしないこと」です。

「不明瞭」「ものごとの内容がはっきりしないこと」です。

まとめ

今回は「不鮮明」「不明瞭」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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