「不揃い」と「さまざま」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「不揃い」と「さまざま」の違いとは?違い

この記事では、「不揃い」「さまざま」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「不揃い」とは?

大きさがまったく揃っていない状態を表すのが「不揃い」【ふぞろい】です。

大きいものと小さいサイズが揃う状態であり、一つも均等に揃っていない状況を伝えられます。

「不揃いの果物」といえば、大きさが揃わず、見た目がいまいち綺麗ではない状態を表せるのです。

また、「背丈が不揃い」といえば、背の高さが揃わないといった状況を伝えられます。


「さまざま」とは?

重量があるものから軽い物が色々と入り乱れる様を表せるのが「さまざま」です。

このようなところから、「大中小さまざまな宝石が見つかった」といって、色々な大きさである状態を表します。

また、「さまざまな企業が参加した」といえば、冷凍食品や建築といった色々な分野の会社が集まった状況を伝えられます。

色々な大きさや形といったものがある状況を大雑把に表せる言葉として使うわけです。


「不揃い」と「さまざま」の違い

「不揃い」「さまざま」の違いを、分かりやすく解説します。

大きさや色、形といったものが揃わない状態を「不揃い」といいます。

あまりいい意味で使われている言葉ではなく、どことなく不恰好で均等ではない状態のため綺麗に見えないと思う様を表すのです。

もう一方の「さまざま」は色々という意味と同じように使われている言葉であり、1種類だけではなく、大きさや形、色において多様性がある事柄を表します。

「不揃い」の例文

・『棚には不揃いの林檎が無造作に並べられていた』
・『不揃いの才能を持つ書道家が集まり、腕を競った』

「さまざま」の例文

・『さまざまな商品が並び、どれを買おうかとても迷った』
・『さまざまな国の料理家が集まり、討論する番組が面白い』

まとめ

まったく同じ物が揃う状況ではなく、異なる形や物、職業といった人達が揃う状況を表す言葉を2つ取り上げました。

どういった状況を指すか学習して、使い分けてみましょう。

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