自動車などに設定されている「オルタネーター」と呼ばれる発電機は多くの装置の中でも非常に重要な機構です。
それでは、この「オルタネーター」とはどういう意味でしょうか。
また、「ジェネレーター」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「オルタネーター」と「ジェネレーター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オルタネーター」とは?
「オルタネーター」とは、英語の「alternator」をカタカナ表記したもので、通常は交流電圧を発生させる発電機のことを指します。
そもそも、交流と直流は「AC」「DC」というのは有名ですが何の略かというと「alternate current」と「direct current」のことです。
したがって、交流を発生させるもののことを「alternator」と呼ぶのです。
「ジェネレーター」とは?
「ジェネレーター」とは、英語の「generator」をカタカナ表記したもので、一般的には「electric generator」のこと、つまり日本語の発電機のことを指す言葉です。
単純に「ジェネレーター」といえば、他にも何かを作り出す装置のことを表します。
「オルタネーター」と「ジェネレーター」の違い
「オルタネーター」と「オルタネーター」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、ともに発電機のことを表す言葉であることは同じですが、基本的には呼ばれるものの範囲が違います。
この2つの違いを簡単に説明すると、一般的な発電機全般を表すのが「ジェネレーター」であり、その中で、交流電圧を作り出すもののことを「オルタネーター」ということになります。
特に、自動車やオートバイ、船舶などに積まれているもののことを「オルタネーター」という場合も多く、一般的な交流の発電機のことはすべて「オルタネーター」と呼ぶわけではありません。
また、これとは別に直流を発生させる発電機のことを「ダイナモ」といいます。
まとめ
この記事では、「オルタネーター」と「ジェネレーター」の違いを、解説してきました。
産業革命を持ち出すまでもなく、現在まで私たちの生活を支えている電気を発生させる発電機は、電池のように貯めておく装置とともに今後も必要なものであることに変わりはないでしょう。