この記事では、「陰キャ」と「根暗」の違いを分かりやすく説明していきます。
「陰キャ」とは?
「陰キャ」は「いんきゃ」と読みます。
意味は「言動や考え方がネガティブで、雰囲気が重苦しく、周囲の人を巻き込んでどんよりとした気持ちにさせる人」です。
人に対して愛想が悪かったり、常にものごとを否定的に捉えるなど、見た目も性格も暗い様子を表します。
「陰キャ」の言葉の使い方
「陰キャ」は「陰気なキャラ」を省略した若者言葉で、ネットスラングとして使われています。
「陰」は「光の当たらない」「暗い」という意味、「キャラ」は英語の「character」が日本語化した言葉で「性格・気質」という意味です。
基本的に、「言動や雰囲気など、あらゆる面で暗いと感じる人」に使われる言葉です。
「根暗」とは?
「根暗」は「ねくら」と読みます。
意味は「明るそうに見えるけれども実は本質的な面が暗い人」です。
普段は人当たりが良さそうに見えるのですが、内面はネガティブであったり、冷ややかな様子を表します。
「根暗」の言葉の使い方
「根暗」は「根が暗い」を省略した俗語で、1980年代にラジオで人気タレントが使い始めたのが由来です。
一見明るそうに見えるけれども内面は地味で暗い人を表す言葉として使われる様になりました。
対義語は「根明(ねあか)」で、「一見暗い、大人しそうに見えるけれども内面は晴れやかで明るい人」という意味です。
「陰キャ」と「根暗」の違い
「陰キャ」は「言動や雰囲気など、あらゆる面で暗いと感じる人」です。
「根暗」は「一見明るそうに見えるけれども内面は地味で暗い人」です。
「陰キャ」の例文
「陰キャ」の例文は以下の通りです。
・『彼は陰キャなので友達が少ない』
・『趣味に没頭するには陰キャの方が楽だ』
・『陰キャの人と話していると疲れる』
「根暗」の例文
「根暗」の例文は以下の通りです。
・『彼は自称根暗だが、人間関係に問題はない』
・『根暗なので家に帰るとどっと疲れる』
・『彼女は根暗を公言しているが、それは根明だと思う』
まとめ
今回は「陰キャ」と「根暗」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。