麻雀の「手出し」と「ツモ切り」の違いとは?分かりやすく解釈

「手出し」と「ツモ切り」の違いとは?違い

捨て牌の選び方を表す麻雀用語として「手出し」「ツモ切り」があります。

二つの麻雀用語はそれぞれどのような捨て牌の選び方を表しているのでしょうか。

今回は、「手出し」「ツモ切り」の違いを解説します。

「手出し」とは?

「手出し」とは、「手牌から1枚を捨て牌に選んで切ること」を意味する麻雀用語です。


「手出し」の使い方

麻雀では山から1枚引いてアガリにならない場合は1枚を捨て牌として切ります。

1枚引いては1枚捨てるのを繰り返しアガリになるまで続けるのが麻雀の基本的な流れです。

捨て牌を選ぶ時に自分が持っている手牌から1枚選んで切ることを「手出し」といいます。

引いた牌の方が手牌よりも役立つ牌の時に行われる捨て牌の選び方です。


「ツモ切り」とは?

「ツモ切り」とは、「引いた牌を手牌に加えずそのまま捨て牌として切ること」を意味する言葉です。

「ツモ切り」の使い方

山から牌を一枚とることを麻雀用語で「ツモ」といいます。

ツモした牌を手牌に加えて役を揃えるのに使わずそのまま捨て牌として切ることを「ツモ切り」といいます。

引いた牌の価値が低く手牌に加えても役を揃えるのに使えない場合に行う捨て牌の選び方です。

「手出し」と「ツモ切り」の違い

引いた牌を手牌に加え元々持っていた手牌から1枚選んで切るのが「手出し」、引いた牌をそのまま切るのが「ツモ切り」という違いで区別されます。

「手出し」は手牌の中から捨て牌を自由に選べるので勝負から下りるためわざと役を崩して安牌を切るなど戦術的な広がりがあります。

「ツモ切り」は役を揃えるのに使えない、もしくはテンパイしているなどツモした牌が不要な時の選択です。

「手出し」の例文

・『手出しで捨て牌を選ぶ』
・『勝負を避けるため手出しで安牌から切っていく』

「ツモ切り」の例文

・『リーチをかけたのでツモ切り以外できない』
・『危険だがツモ切りで勝負する』

まとめ

「手出し」「ツモ切り」は麻雀における基本的な用語です。

麻雀を始めるならそれぞれの意味を知っておきましょう。

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