この記事では、「近況」と「状況」の違いを分かりやすく説明していきます。
「近況」とは?
「近況」は「きんきょう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は、「自分の毎日の暮らし方における、最も新しい時期の様子」という意味です。
2つ目は、「社会や自分の身の回りで起きたことで、最も新しい時期の様子」という意味です。
「近況」の言葉の使い方
「近況」は名詞として「近況を知らせる・知らせた」「近況報告」などと使われます。
「近」はちか(い)」とも読み「距離的にへだたりが少ない」「時間的にへだたりが少ない」「へだたりが少ない関係」という意味、「況」は「ありさま」「様子」「他のものとくらべる」という意味、「近況」で「ある事柄について、時間的にへだたりが少ないありさま」、つまり「ある事柄について、最近のありさま」になります。
基本的に、最も現在に近い様子に使われます。
「状況」とは?
「状況」は「じょうきょう」と読みます。
意味は「あるものごとが、時間と共に移り変わる中で、その時その時のありさま」です。
変化していくものごとを、ある時点で区切った時の、見た目や内容、状態のことです。
「状況」の言葉の使い方
「状況」は名詞して「状況が良い・悪い」「状況が変わる」「状況証拠」などと使われます。
「状」は「物の形・すがた」「ものごとのありさま」「なりゆき」という意味、「況」は「ありさま」「様子」「他のものとくらべる」という意味、「状況」で「ものごとのなりゆきによって変わる姿や形などのありさま」になります。
基本的に、次第に変化していくものごとの、ある時点での様子に使われます。
「近況」と「状況」の違い
「近況」は「ある事柄について、最近のありさま」です。
「状況」は「ものごとのなりゆきによって変わる姿や形などのありさま」です。
まとめ
今回は「近況」と「状況」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。