「試みる」と「挑戦する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「試みる」と「挑戦する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈違い

この記事では、「試みる」「挑戦する」の違いを分かりやすく説明していきます。

「試みる」とは?

試みるとは、ためしにやってみることをいいます。

対象となるものの能力や効果などを調べるために実際にやってみることを表していいます。

試みるは、結果がどうなるかは分からないけれどとにかくやってみるという意味になります。

「試みる」と書いて「こころみる」と読みますが、「こころみる」「心(こころ)」「見る(みる)」が組み合わさって生まれた言葉です。


「挑戦する」とは?

挑戦するとは、相手に対して戦いを挑んだり試合に臨んだりすることをいいます。

また、困難なことや成し遂げるのが難しいと思われることに立ち向かうことを表す場合もあります。

簡単にできることを行う場合には、挑戦するとはいいません。


「試みる」と「挑戦する」の違い

試みるはためしにやってみることで、挑戦するは困難なことにあえて立ち向かうことです。

試みるの場合には、困難なことを成し遂げようと思って行っているわけではありません。

どんな結果がでるのかに関わらず、とりあえずやってみようというものです。

それに対して挑戦するの場合には、困難なことを成し遂げようという強い意欲があります。

「試みる」の例文

・『言葉が通じないのでジェスチャーで伝えようと試みるが理解してもらえない』
・『飛行機のトラブルにより胴体着陸を試みることになった』
・『脱出することを試みるがすぐに連れ戻されてしまった』

「挑戦する」の例文

・『司法試験に失敗してしまったが、また来年挑戦することにした』
・『彼は日本記録に挑戦している』
・『エベレストの登頂に初めて挑戦する』

まとめ

試みるはためしにやってみることで、困難なことを成し遂げようという意欲はあまりありません。

それに対して挑戦するは、困難なことにあえて立ち向かうことをいいます。

困難なことを成し遂げようという強い意欲があります。

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