「見処」と「見所」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「見処」と「見所」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈違い

この記事では、「見処」「見所」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「見処」とは?

絶対に見るべきところを指す言葉が「見処」【みどころ・けんじょ】といいます。

価値があるので、絶対に見た方がいいと思う場所や場面を指す言葉です。

例えば、放送局であれば番組で1番力を入れている部分を取り上げて、視聴者に分かりやすく伝えて興味を持ってもらいます。

また、視聴者が見落とさないよう注意して見てもらいたいと思う場面を縮めて伝えるのです。


「見所」とは?

しっかり目を向けて見るべきところを「見所」【みどころ】といいます。

かなり注目して欲しいと思う場面を紹介しては是非楽しんで欲しい気持ちを強調して伝えるのです。

番組での「見所」では多くの人が興味を示す課題を取り上げていたり、人気俳優が出演して楽しく展開する場面を指します。

スポーツ番組では、注目選手が活躍する場面といった所に注目してほしいと伝えるのです。


「見処」と「見所」の違い

「見処」「見所」の違いを、分かりやすく解説します。

「見所」のように、人々に見てもらいたい注目すべき場面を魅力的に伝える言葉が「見処」です。

「けんじょ」と読むときは、観じた所という意味を強く出した言葉となり、人に魅力あると強く伝えられます。

もう一方の「見所」は、全体的に見ても1番お勧め箇所であったり、伝えたいと思う場面を強調できる言葉です。

多くの人が興味を示す場面であったり、問題が起きたときの良い解決方法となる知識を深堀しては伝える所といった意味があります。

「見処」の例文

・『甲子園の見処は、団結力と必死に球へ食らい付く少年の姿だ』
・『博物館の見処は大きな肉食恐竜の迫力ある骨の全形模型である』

「見所」の例文

・『試合の見所は、選手の素晴らしい連携プレーが見られる場面だ』
・『優れた演技力で観客を魅了する彼女は見所のある俳優だ』

まとめ

同じ読み方する言葉を2つ取り上げましたが、「見処」は【けんじょ】とも読み、仏教からきている言葉です。

そのへんに注目して、使い方を工夫してみましょう。

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