この記事では、「裁縫」と「縫製」の違いを分かりやすく説明していきます。
「裁縫」とは?
裁縫とは、布を裁断して縫うことをいいます。
ゴムやボタンを付けたりすることも裁縫に含まれます。
縫いものや針仕事と呼ばれることもあり、針や糸、布などを使います。
裁縫で衣服を仕立てたり、破れている部分を修復したりします。
裁縫には、和裁や洋裁といった種類があります。
和裁は着物など和服を作るための裁縫で、洋裁は洋服を作るための裁縫になります。
「縫製」とは?
縫製とは、布地などを糸で縫い合わせることをいいます。
工場で機械を使い、衣服などを作ることを指す場合が多いです。
衣服だけではなく、バッグやポーチなどを縫い合わせる場合にも使われます。
縫製を行う工場は縫製工場と呼ばれています。
工場で生産する場合にはミシンなどの機械を使うのが一般的ですが、オーダーメイドなど職人が手縫いで行う場合もあります。
「裁縫」と「縫製」の違い
裁縫は布などを裁断して縫うことで、縫製は布などを縫い合わせることです。
家庭で行う縫いもの全般を裁縫と呼ぶことが多く、ボタンを付けたり破れた部分を補修したりすることも含まれます。
それに対して縫製は、工場で衣類などの製品を生産する場合に使われることが多いです。
布などを縫い合わせる工程を指しています。
「裁縫」の例文
・『彼は裁縫が得意なので自分でズボンの裾上げができる』
・『私は学校で裁縫を教わった』
・『不器用なので裁縫は苦手だ』
「縫製」の例文
・『縫製は海外の工場に委託しようと思う』
・『丁寧な縫製で仕立てられたスーツだ』
・『縫製の仕事では集中力が求められる』
まとめ
裁縫は布などを裁断して縫い合わせたり、ボタンやゴムなどを付けたりすることです。
縫製は布を縫い合わせることになります。
家庭で行う縫いもの全般を指すのが裁縫で、縫製は工場で洋服などの製品を作る際に使われことが多いです。
