この記事では、「個包装」と「小分け包装」の違いを分かりやすく説明していきます。
「個包装」とは?
商品をひとつひとつ別々に包むこと、またそのように包まれたものという意味です。
クッキーのことで説明をします。
大きな袋の中に、クッキーがそのままたくさん入っています。
これは、この言葉が意味するものではありません。
クッキーがひとつひとつ袋に入っていて、さらにそれが大きな袋あるいは箱に入っています。
このようなさまが、この言葉が意味するものです。
袋や箱に入っていなくても、ひとつひとつが別々に包まれていれば、この言葉が意味するものです。
ひとつひとつ別々に包むことで、それぞれの接触を防ぐことができ、食品なら癒着を防ぐことができます。
また、少ない量を持ち運びやすくなったり、人にプレゼントするときに渡しやすくなったりもします。
「小分け包装」とは?
小さく分けて包むこと、またそのように包まれたものという意味です。
「小分け」には、小さく分けることという意味があります。
大きな容器から、扱いやすいように小さな容器に移し替えることなどを「小分け」は意味します。
たとえば、ごはんをたくさん炊いて食べきれず、余ったとします。
炊飯器の中に入っているごはんを、1回分ずつ小さく分けてラップに包みました。
これが「小分け」が意味するものです。
「包装」はものを包むことという意味なので、「小分け包装」は小さく分けて包むこと、またそのように包んだものという意味になります。
「個包装」と「小分け包装」の違い
「個包装」と「小分け包装」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、ひとつひとつ別々に包むことや、そのように包まれたものを意味します。
後者は、大きな容器などから、扱いやすく小さく分けたものを包むことです。
1食分ずつに分けて包装するといったことがあてはまります。
ひとつひとつ別々にという意味ではありません。
まとめ
一方はひとつひとつを別々に包むことや、そのように包まれたもの、もう一方は小さく分けて包むことや、またそのように包まれたものという意味です。