この記事では、「ワインレッド」と「小豆色」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ワインレッド」とは?
ワインレッドとは、濃い赤紫色のことをいいます。
ワインに由来する色名で、英語のwine redをそのまま日本語読みした言葉になります。
一般的な赤ワインの色が元になっていて、葡萄酒色やワイン色と呼ばれたりもします。
また、赤ワインといっても産地や銘柄によって色には違いがあり、赤ワインに由来する色名にはバーガンディやボルドーなどもあります。
ワインレッドは紫味が強く、バーガンディは暗めの赤紫色です。
ボルドーはごく暗く濃い赤色のことをいいます。
「小豆色」とは?
小豆色とは、紫味を帯びた赤褐色のことをいいます。
小豆の実の色が由来となっており、アンティック・ローズやラセットブラウンと呼ばれることもあります。
小豆の実は食用として日本では古くから栽培されてきました。
和菓子の餡にも用いられますし、赤飯などにも用いられます。
小豆色は栗色に近い色ですが、少し紫がかった色をしています。
「ワインレッド」と「小豆色」の違い
ワインレッドは濃い赤紫色で、小豆色は紫味を帯びた赤褐色です。
小豆色はワインレッドほど紫味が強くありません。
栗色に近い色をしています。
ワインレッドは一般的な赤ワインの色が元になっていますが、小豆色は小豆の実の色が由来になります。
小豆色はワインレッドよりもマルーンに近い色をしています。
マルーンはフランス語で栗やマロニエの実を意味するmarron(マロン)に由来する色名ですが、フランスやイタリアではボルドーと呼ばれています。
フランスのボルドーワインの色とされます。
まとめ
ワインレッドは濃い赤紫色で、小豆色は紫味を帯びた赤褐色のことをいいます。
紫味が強いのはワインレッドの方です。
ワインレッドは一般的な赤ワインの色が名前の由来になっており、小豆色は小豆の実の色が名前の由来になっています。