「バツイチ」と「離婚」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「バツイチ」と「離婚」の違いとは?違い

「バツイチ」「離婚」は同じような意味を持つ言葉ですが具体的にどう使い分ければいいのでしょうか。

この記事では、「バツイチ」「離婚」の違いを分かりやすく説明していきます。

「バツイチ」とは?

「バツイチ」とは、「1回結婚して別れていること」を意味する言葉です。

過去に結婚を経験しているがすでにその相手とは別れていることを表します。

結婚した後に別れると戸籍にバツマークで訂正が入ることから誕生した言葉です。

誕生したのがいつどこでなのかはっきりしませんが、お笑いタレントの明石家さんまが992年に自身の記者会見で使ったことがきっかけで広まったされています。

それまで結婚相手と別れることにはネガティブなイメージがつきまとっていましたが「バツイチ」という表現かポップで前向きなイメージに変えた、とても強い影響力を発揮した言葉です。


「離婚」とは?

「離婚」とは、「婚姻関係を解消すること」を意味する言葉です。

結婚していた夫婦が夫婦関係を終わりにして別れることを指します。

役所に書類を提出して婚姻関係を法的に終わりにすることを意味しますが、事実婚の夫婦など法律的な手続きではなく実態として夫婦関係を終わらせる場合にも用いられる表現です。


「バツイチ」と「離婚」の違い

「バツイチ」「離婚」の違いを、分かりやすく解説します。

「バツイチ」「離婚」の違いは「回数」です。

「バツイチ」は1度結婚し別れていることを表す言葉なのに対し「離婚」は結婚していたが別れることそのものを意味します。

「バツイチ」は1度別れた経験者を指し2度経験したら「バツニ」3度なら「バツサン」と回数に応じて変化します。

「離婚」は婚姻関係の終了そのものを指すので回数に関係なく使われる表現です。

「バツイチ」の例文

・『別れたので今日からバツイチだ』
・『バツイチのほうがなぜかモテるらしい』

「離婚」の例文

・『離婚に踏み切る』
・『離婚を前提に話し合う』

まとめ

「バツイチ」「離婚」では表している意味合いが異なります。

言葉の意味をきちんと理解して使い分けてください。

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