この記事では、「タイムロス」と「ロスタイム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タイムロス」とは?
「タイムロス」は、英語の“time+loss”からできた和製英語です。
意味は時間を無駄にすること、余計な時間がかかることです。
日常的に用いられることが多い言葉で、「30分ほどのタイムロスが生じた」などといった形で使用します。
言い換えれば、「時間を取られる」や「時間を失う」「手間を取られる」などになります。
「ロスタイム」とは?
「ロスタイム」は、英語表記では“loss of time”になります。
意味は空費した時間、無駄にした時間。
そして、サッカーらラグビーなどの試合で何らかのトラブルにより競技時間にカウントしない時間を意味します。
言い換えれば、「アディショナルタイム」や「インジュアリータイム」などになります。
「タイムロス」と「ロスタイム」の違い
「タイムロス」と「ロスタイム」の違いを、分かりやすく解説します。
「タイムロス」には時間を無駄にすること、余計な時間がかかること、といった意味があります。
「ロスタイム」にも、空費した時間、無駄にした時間といった意味があります。
どちらにも時間を無駄にするといった共通の意味があります。
また、「ロスタイム」には、サッカーらラグビーなどの試合で何らかのトラブルにより競技時間にカウントしない時間といった意味もあります。
そのため、選手のケガの手当てなどで試合時間がカウントされないときには必ず「ロスタイム」を使用する必要があります。
一方、日常生活において時間を無駄にしてしまった際には「タイムロス」が主に使用されます。
「タイムロス」の例文
・『大幅に商品の到着が遅れてしまいタイムロスが生じてしまいました』
・『午前のタイムロスを取り戻しため、午後からの作業は一団と気合を入れて頑張ります』
「ロスタイム」の例文
・『同僚と話し込んでしまい、仕事を始める前にロスタイムが発生してしまいました』
・『今回の試合はロスタイムに入ってからが面白い試合となりました』
まとめ
同じ意味を持つ言葉でも、それぞれ使用する場面に違いのある言葉になります。