「ナラ材」と「オーク材」の違いとは?分かりやすく解釈

「ナラ材」と「オーク材」の違いとは?違い

この記事では、「ナラ材」「オーク材」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ナラ材」とは?

ナラ材は、ならざいと読むのが正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る様に、ブナ科コナラ亜科コナラ属の落葉広葉樹の総称であるナラの文字に、原料となる木等の意味を持っている材の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそナラ材は、ブナ科コナラ属の落葉広葉樹で、日本や中国、ロシア等が原産となっている木材を表すのです。

より詳しく説明すると、日本や中国等でミズナラの木を原料としつつ、材木として使用する物に対して使われる言葉となっています。


「オーク材」とは?

オーク材は、おーくざいと読むべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、ブナ科コナラ属の植物の総称であるオークの文字に、建築等の材料となる木といった意味を有する材の漢字を組み合わせる事で誕生した言葉となっています。

以上の事からオーク材は、北米産のブナ科コナラ属の木を原料とする材木等を示すのです。

つまりオーク材は、建築用の資材として利用されており、米国やカナダに分布している木を原料としています。

木材としては、耐久力が高く重厚感を持つのが特徴です。


「ナラ材」と「オーク材」の違い

ナラ材とオーク材の文字表記の比較を行うと、直ぐにナラとオークという文字の違いがある事に気付けます。

所が最後の材の漢字は共通で、どちらもブナ科コナラ属に属する木を原料とし、建築用の資材として使用されるという共通点もあるのです。

とはいえナラ材は、日本やロシア、中国が原産のそういった木材を表します。

一方のオーク材は、北米を原産とする木材を示す言葉です。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、共にブナ科コナラ属の木を原料とする木材という同じ意味を所有しています。

ですが2つには、産地の違いという明確な相違点を見出す事が可能です。

ちなみにナラ材は、日本や中国、ロシアに分布する木を原料としています。

対するオーク材は、アメリカやカナダに分布するそういった木を原料にしているのです。

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