この記事では、「蛍光灯」と「蛍光管」の違いを分かりやすく説明していきます。
「蛍光灯」とは?
「蛍光灯」は「けいこうとう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「照明器具のひとつで、発光する仕組みの放電灯と、電流を伝える仕組みや周囲の装飾などが一体になっているもの」という意味、ランプと器具がセットになったものです。
2つ目は、蛍光灯がスイッチを入れてもすぐに点灯しないことから転じて、「反応がにぶい人」「頭の回転の遅い人」という意味です。
「蛍光灯」の言葉の使い方
「蛍光灯」は電化製品用語として使われます。
「蛍光」は「紫外線を照射することで発光すること」という意味で、下で紹介する蛍光物質を表します。
「灯」は「ともしび」とも読み「あかり」「照明機器」という意味、「蛍光灯」で「蛍光物質を使った照明器具」になります。
「蛍光管」とは?
「蛍光管」は「けいこうかん」と読みます。
意味は「照明器具に使われている電球のこと」です。
上記で紹介した「蛍光灯」の「電球」部分を表します。
「蛍光灯」の電球は、放電により発生した紫外線が、ガラス管の内壁に塗ってある蛍光物質に当たって発行する仕組みになっています。
この電球部分のみを表す言葉で、照明器具に含まれます。
「蛍光管」の言葉の使い方
「蛍光管」は電化製品用語として使われます。
上記で紹介した「蛍光灯」との違いは「管」という語で、「細長いつつ」「つかさどる」「とりしまる」という意味、「蛍光灯」で「蛍光物質を使った細長い筒状の電球」になります。
現在では円状や球状の電球を表す語として使われています。
「蛍光灯」と「蛍光管」の違い
「蛍光灯」は「蛍光物質を使った照明器具」です。
「蛍光管」は「蛍光物質を使った電球自体のこと」です。
まとめ
今回は「蛍光灯」と「蛍光管」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。