「かがむ」と「しゃがむ」の違いとは?分かりやすく解釈

「かがむ」と「しゃがむ」の違いとは?違い

この記事では、「かがむ」「しゃがむ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「かがむ」とは?意味

立った姿勢から頭を低くし、二本足でゆっくり歩けるような体勢を「かがむ」といいます。

腰を「く」の字に軽く折り、頭がちょうど胸の位置ほどまで下げた状態のまま前方へ歩けるのであれば、それは「かがむ」姿勢になるわけです。

このような姿勢になる理由には、人に見つからないよう塀の裏に隠れながら移動します。


「しゃがむ」とは?意味

腰を地面すれすれにまで低くしてお尻を落とした体勢を「しゃがむ」といいます。

両膝を折り曲げた状態ですが、お尻は地面につけていないので、なんとか両足でゆっくり歩けるといった状態です。

このような体勢になる理由には、物が飛んできて当たると危ないと思うときや、追ってくる者に見つからないようすぐさまその場に「しゃがむ」ことで危険を回避します。


「かがむ」と「しゃがむ」の違い

「かがむ」「しゃがむ」の違いを、分かりやすく解説します。

人から見つからないよう頭を少し低くして、腰をくの字に折った状態で歩くことを「かがむ」といいます。

このような姿勢にするときは、そのまま歩くと顔に木の枝がぶつかってしまうとか、強い風に吹かれるといった状況のときも「かがむ」になるわけです。

もう一方の「しゃがむ」は、かなり姿勢を低くすることで危険な物が当たらないようにしたり、危険人物に見つからないよう目立たなくします。

「かがむ」の例文

・『蜘蛛の巣があったので、かがむことで当たらないようにした』
・『自己中心な元彼と目が合わなように、かがむことで回避した』

「しゃがむ」の例文

・『台風で吹き飛ばされそうになったので、その場にしゃがんだ』
・『歩き疲れてしゃがむ子供をおぶって、家まで歩いて帰った』

まとめ

立っている状態から何らかの出来事があったため頭を下げたり、座ったような姿勢になるとき使う言葉をご紹介しました。

どのようなときにどの体勢になるかを自分で考えてから使ってみるといいでしょう。

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