この記事では、「赤もつ」と「白もつ」の違いを分かりやすく説明します。
赤もつとは?
赤もつとは、牛や豚、鶏などの臓物のうち心臓や肝臓、舌など赤みがある色をしているものをいいます。
心臓はハツやハート、肝臓はレバー、舌はタンなどとも呼ばれています。
仙台名物として知られる牛タンも赤もつの一種です。
焼肉などでもよく食べられており、コリコリとした食感がします。
肝臓は鉄分や葉酸、ビタミン類が豊富に含まれていて、貧血予防に良い食材として知られています。
赤もつは赤身肉よりもカロリーが低く、ヘルシーです。
白もつとは?
白もつとは、牛や豚、鶏などの臓物のうち胃や腸など白っぽい色をしているものをいいます。
ホルモンと呼ばれることもあり、部位ごとに名前が付いています。
例えば、ミノやハチノス、センマイ、ギアラなどは牛の胃になります。
マルチョウやシロ、テッチャン、シマチョウと呼ばれる部位もあります。
単にもつというと、白もつのことを指す場合が多いです。
白もつを使った料理には、もつ煮やもつ鍋、どて煮などがあります。
もつ煮は、白もつを下茹でしてから根菜やコンニャクなどの食材と煮込み醤油や味噌で味付けした料理です。
赤もつと白もつの違い
牛や豚、鶏などのもつのうち、心臓や肝臓など赤っぽい色をしているのが赤もつです。
胃や腸など白っぽい色をしているもつは、白もつになります。
赤もつの方がカロリーは低く、ヘルシーな食材としてしられています。
そのためダイエットをしている人などにも重宝されています。
白もつには脂が多く含まれていて、トロっとした食感が特徴です。
脂質が多い分、カロリーは高めになります。
単にもつというと白もつを指すことが多く、赤もつはレバーやタンなど部位ごとの呼び名が使われることが多いです。
まとめ
牛や豚、鶏のもつのうち心臓や肝臓などが赤もつで、胃や腸などが白もつになります。
ヘルシーなのは赤もつで、脂が多いのは白もつです。