それでは、この「だいぶん」とはどういう意味でしょうか。
また、「だいぶ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「だいぶん」と「だいぶ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だいぶん」とは?
「だいぶん」とは、「大分」と書き、「かなりの部分まで」という意味で使われる言葉です。
割合で言えば半分は超えて75%以上というのが妥当な線でしょうか。
場合によってはは99%くらいと感じている人もいるかもしれません。
「だいぶ」とは?
「だいぶ」とは、「大分」と書き、「多くの部分」あるいは「かなりの程度」という意味で使われる言葉です。
やはり100%に対してかなりの部分まで来ているというのが感覚的なものです。
「だいぶん」と「だいぶ」の違い
「だいぶん」と「だいぶ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、かなりの部分という意味であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、イメージとして「だいぶん」の方が素朴に聞こえますが、意味としては全く同じです。
そもそもこの2つの言葉は、前述のように「大分」という漢字の読み方のバリエーションでしかないので、基本的には同じなのです。
一説によれば「だいぶ」が標準語で「だいぶん」は方言であるとの見方も伝えられていますが、事実上はどちらも普通に使われています。
「だいぶん」の例文
・『昨日は休ませてもらったので、今日はだいぶん良くなりました』
・『だいぶん来たので、目的地まではもうすこしですね』
「だいぶ」の例文
・『9月になって、だいぶ過ごしやすくなりましたね』
・『だいぶ慣れてきたので、次は一人でやってみてください』
まとめ
この記事では、「だいぶん」と「だいぶ」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。