「お小遣い」と「駄賃」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「お小遣い」と「駄賃」の違いとは?違い

この記事では、「お小遣い」「駄賃」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「お小遣い」とは?

大人が子供へ定期的に渡すお金を「お小遣い」【おこづかい】といいます。

月に数回か、週に1回程度と間隔をあけて渡すお金は小学生であれば数百円程度、中学生なら1,000円以上と年齢により決める家庭が一般的です。

また、大人の場合は給料を稼いだ夫に対して見合うお金を毎月渡すものを「お小遣い」といい、1月あたり3万円以上渡すのが理想的と考えられています。


「駄賃」とは?

雇う側が働いてくれた人に対して渡すお金を「駄賃」【だちん】といいます。

給料ともいえるお金ですが、毎月決まって渡すというよりも、働いてくれた都度に払われるお金を指す言葉です。

そのため、1回当たり何十万円というお金をまとめて渡すより、数千円から数万円程度のお金を渡します。

「駄賃」を渡すのは引っ越しの手伝いしたり、買出しに行ったなどちょっとした用事を受けてくれた人に対して渡すお金を指すわけです。


「お小遣い」と「駄賃」の違い

「お小遣い」「駄賃」の違いを、分かりやすく解説します。

お菓子を買ったり、趣味に使うなど受け取る側が自由に使える金を「お小遣い」といいます。

好きなものを購入できるように毎月大人が子供に渡すか、家計を請け負う者が給料から自由に使ってもいいとお金を渡すので、本人に何を買ったか尋ねることがないお金を指すのです。

もう一方の「駄賃」は仕事を手伝ってくれた者に感謝を込めて渡すお金を指します。

「お小遣い」の例文

・『親戚の子供が可愛かったので、お小遣いを渡した』
・『お小遣いを渡すと、幼稚園生の子供は飛んで喜んだ』

「駄賃」の例文

・『ちっとも動いてくれない息子には高い駄賃だったと反省した』
・『見合う仕事してくれた親戚に心から感謝して、駄賃を渡した』

まとめ

お金を渡す行為を指す言葉を2つご紹介しましたが、自由に使えるようあげるのか、協力してくれた人に対して渡すかの違いに目を向けてみましょう。

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