「遺物」と「遺品」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「遺物」と「遺品」の違いとは?違い

「遺物」「遺品」は似たような意味を持つ言葉ですが、具体的にどんな違いで区別すればいいのでしょうか。

この記事では、「遺物」「遺品」の違いを分かりやすく説明していきます。

「遺物」とは?

「遺物」とは、「古い時代から残されたもの」を指す言葉です。

過去の時代に生きていた人間が使った道具や石器などが現代まで残されたものを指します。

古墳から発見されたものや遺跡から発掘されたものなど遠い過去の時代に存在し現代に過去の様子を伝えるものが「遺物」です。

過去から現代へと残されたものの中でも動かせるものだけを指し、住居跡など動かすと著しく価値が損なわれてしまうものは含みません。

古い時代を知る手がかりになる考古資料を指すので新しい時代のものは対象外です。


「遺品」とは?

「遺品」とは、「死んだ人が残した品物」を指す言葉です。

亡くなった人が生前に使っていた家具や道具、着ていた洋服など使う人がいなくなり後に残された品物全般を指します。

食器など個人が直接使っていたもの品物だけではなく個人にゆかりがある品物全般を表します。

同じような言葉として「遺産」がありますが「遺産」は故人が残したものの中で財産的な価値が認められるもののみを指すのに対し「遺品」は価値とは関係なく故人に関係する品物全部を指す言葉です。


「遺物」と「遺品」の違い

「遺物」「遺品」の違いを、分かりやすく解説します。

「遺物」「遺品」の違いは「残した主体」です。

「遺物」は履歴から脱出時など古い時代を伝えるものの総称であり、現代から遠く離れた時代が残したものを指します。

「遺品」は亡くなった個人が品物を残した主体です。

持ち主が誰であるかに関わらず古い時代から現代へと残されたものを「遺物」といい、亡くなった人が残したものを「遺品」と区別します。

「遺物」の例文

・『遺物の発掘に成功した』
・『遺物を調べて時代を特定する』

「遺品」の例文

・『遺品を整理する』
・『形見分けで遺品を分配する』

まとめ

「遺物」「遺品」では残した主体が異なります。

混同しやすい言葉なので正しく理解しておきましょう。

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