「遅刻」と「欠勤」はそれぞれ何を意味しどこが違うのでしょうか。
この記事では、「遅刻」と「欠勤」の違いを分かりやすく説明していきます。
「遅刻」とは?
「遅刻」とは、「約束の時刻に遅れること」を意味する言葉です。
あらかじめ決められた時刻に遅れる行為を指します。
一般的には時間単位あるいは分単位の遅れに対して用いる表現で、日単位や月単位の遅れにはあまり使いません。
始業時刻や待ち合わせ、面会予定など事前に決めた時刻に遅れること全般を表します。
ビジネスで時間厳守は基本的なマナーなので、わずかでも決められた時刻より遅れたら「遅刻」になります。
時間に遅れて到着することを意味するので同じ時間の遅れでも終了時刻がズレたり予定が延長したりといった終わりが遅くなる遅れ方には使いません。
「欠勤」とは?
「欠勤」とは、「仕事を休むこと仕事を休むこと」を意味する言葉です。
出勤日に出勤せず休んで働かないことを表します。
一般的には予定外の仕事休みに対して用いる表現で、日曜や祝日などカレンダー通りに休む場合は当てはまりません。
本来は理由を問わず出勤予定を変えて休む様子を表す言葉ですが、連絡せず無断で仕事を休んだり有給を使い切った後で体調不良になり無給で休んだりなどネガティブなニュアンスを強調して使うこともあります。
「遅刻」と「欠勤」の違い
「遅刻」と「欠勤」の違いを、分かりやすく解説します。
「遅刻」と「欠勤」の違いは「現場に来るかどうか」です。
「遅刻」は到着の遅れを意味する言葉なので予定時刻より遅れても現場に来るのに対し「欠勤」は出勤せず休むことなので仕事現場にはに来ません。
遅れても来るのが「遅刻」で来ないのが「欠勤」です。
「遅刻」の例文
・『5分遅刻した』
・『遅刻しないよう早起きする』
「欠勤」の例文
・『3日続けて欠勤しているので心配だ』
・『今まで一度も欠勤したことがない』
まとめ
「遅刻」と「欠勤」では意味が大きく違います。
来るのか来ないのかを基準に区別しましょう。