「置きます」と「置いておきます」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「置きます」と「置いておきます」の違いとは?違い

この記事では、「置きます」「置いておきます」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「置きます」とは?

「置き」は連用形で、そこに助動詞となる「ます」を掛け合わせた言葉が「置きます」【おきます】です。

意味としては物を位置にとどめると相手に伝えるとき使います。

使い方は「傘を玄関に置きます」といって、何をどこに置くか具体的に伝えるのです。

他の使い方としては、「これはどこに置きますか」と来客者に対して聞き、置いてほしい場所を指定してもらいます。


「置いておきます」とは?

相手から指定された場所に物を置くと伝えるとき使うのが「置いておきます」【おいておきます】です。

依頼者から持って来るように言われた物品を分かりやすくそこに置くと伝えて、部屋から出る際によく使われています。

また、前もって使う物を置いておき、使う人がすぐ使えるように備えておくのです。

いずれも職場で使う言葉であり、部下が上司に敬語で伝えるために使います。


「置きます」と「置いておきます」の違い

「置きます」「置いておきます」の違いを、分かりやすく解説します。

「お皿はここに置きます」というように、何をどこに置くか相手に伝えるときに使います。

「これはどこに置きますか」と反対に聞いてから物を指示された場所に置くとき使う言葉です。

もう一方の「置いておきます」は、相手から指定された所に物を置いて立ち去るときに使います。

これから使う工具や資料を持って来た人が、仕事で忙しい依頼者の邪魔しないように配慮を持って伝えるわけです。

「置きます」の例文

・『物資は体育館の入り口に置きますので、取りに行ってください』
・『送られてきた3つの胡蝶蘭はどこに置きますか』

「置いておきます」の例文

・『頼まれていた会議で使う資料をここに置いておきます』
・『弁当を机の上に置いておきますので、早めに食べてください』

まとめ

相手に聞いてから物を置くときに使う言葉を2種類ご紹介しました。

使い方を学習してから使えば、より相手とのやり取りがうまくできるでしょう。

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