この記事では、「気にしない」と「気にならない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「気にしない」とは?
「気にしない」とは、「あることに対して、いつまでもくよくよ思いわずらわない様にすること」です。
過去に失敗したことや、嫌なこと、不安に思うことなど、ネガティブなことがあった時に、いつまでもそのことにに意識をとらわれず、気持ちを切り替える様子を表します。
「気にしない」の言葉の使い方
「気にしない」は、「失敗しても気にしない」「気にしない性格」などと使われます。
「気」は「空気」「自然現象」「自然のエネルギー」から転じて「精神・感情の働き」という意味、「に」は接続詞、「しない」の「し」は動詞「する」の未然形に、打消しの助動詞「ない」が付いた語、「気にしない」で「精神・感情を働かせない」になります。
基本的に、自分の意思により、いつまでもくよくよ考えない様に仕向けることに使われます。
「気にならない」とは?
「気にならない」とは、「あることに対して、後からあれこれ考えずにいられる性質のこと」です。
過去に失敗したことや、嫌なこと、不安に思うことなど、ネガティブなことがあっても、「まいっか」「がんばろう」などと思い、受け流せる様子を表します。
「気にならない」の言葉の使い方
「気にならない」は、「悪口を言われても気にならない」「気にならない程度の汚れ」などと使われます。
「ならない」は、動詞「なる」の未然形に、打消しの助動詞「ない」が付いた語です。
「なる」は「今までと違った状態・形に変わる」「ある働きをする」という意味、「気にならない」で「精神・感情が働かない」になります。
基本的に、ネガティブなものごとがあっても、そのことについてとらわれない性格に使われます。
「気にしない」と「気にならない」の違い
「気にしない」は「自分の意思により、いつまでもくよくよ考えない様に仕向けること」です。
「気にならない」は「ネガティブなものごとがあっても、そのことについてとらわれない性格」です。
まとめ
今回は「気にしない」と「気にならない」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。