「奢る」と「付け上がる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「奢る」と「付け上がる」の違いとは?違い

この記事では、「奢る」「付け上がる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「奢る」とは?

「奢る」「おごる」と読みます。

意味は、程度を越えた贅沢をすること。

例えば、「奢った生活」の場合、程度を越えた贅沢な生活を意味します。

また、「奢る」の場合、自分のお金で人に御馳走するといった意味もあります。

お金を払って食べ物を御馳走するほか、物などを人に振舞うことも「奢る」と言います。

他の言葉で言えば、「御馳走する」「奢る」になります。


「付け上がる」とは?

相手の度量が大きく、思いやりがあるような寛大な人をいいことに、自分勝手なことを言ったり、思い上がったことをすることを「付け上がる」と言います。

相手のことを見て、許された度を超えて身勝手な行動や態度を取ることを意味し、決して、良い意味で用いられる言葉ではありません。

言い換えれば、「思い上がる」「図に乗る」「調子に乗る」「天狗になる」などになります。

「付け上がった態度」「甘い顔をすると付け上がる」などといった形で使用します。


「奢る」と「付け上がる」の違い

「奢る」「付け上がる」の違いを、分かりやすく解説します。

「奢る」「付け上がる」は全く異なる意味を持つ言葉です。

「奢る」は程度を越えた贅沢をすること、自分のお金で人に御馳走することを意味します。

一方、「付け上がる」は相手の度量が大きく、思いやりがあるような寛大な人をいいことに、自分勝手なことを言ったり、思い上がったことをすることを意味し、悪い意味として使用されることが多い言葉になります。

「奢る」の例文

・『お嫁さんは口が奢っているので何を作ればいいか困ります』
・『いつまでも奢った生活が続くわけがない』

「付け上がる」の例文

・『あいつは少しでも甘い顔をすると付け上がる』
・『ちょっと優しくしたら付け上がりやがってと腹が立つ』

まとめ

以上のように、「奢る」と付け上がる」は全く異なる意味を持つ言葉になります。

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