「大体」と「ほぼ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「大体」と「ほぼ」の違いとは?違い

この記事では、「大体」「ほぼ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「大体」とは?

全部とまではいかない状態ですが、ほとんど変わりがないほど近い状態であるという意味で使われているのが「大体」【だいたい】です。

「大体このぐらい入れる」といえば、おおよそ容器にどのくらい入れればいいか相手へ具体的に伝えます。

何リットルとはっきりした量は分からないとき、どのくらい入れるか指示するときに使う言葉です。


「ほぼ」とは?

副詞として使われている「ほぼ」は、完全に近い状態を表すのに使われています。

使い方としては「風車はほぼ完成に近い」といって、あと少しで使えるようになる段階まで仕上がっているわけです。

また、AとBの容量は「ほぼ同じ」といった使い方もできます。

このように、かなり大きいものや入れられる量、広さ、色が似ている、同じ状態であるときに使う言葉です。


「大体」と「ほぼ」の違い

ここでは「大体」「ほぼ」の違いを、分かりやすく解説します。

おおよそどのくらいの量を入れればいいか伝えるときに使う言葉が「大体」です。

また、電気自動車を購入するには「大体300万円かかる」と具体的ではあるけども、それほど定かな金額ではなくこのぐらいかかると伝えます。

もう一方の「ほぼ」はおおまかに状態を表す「大体」よりも、実体に近い状態を分かりやすく伝えるのに使われている言葉です。

「大体」の例文

・『電気代が安くなる湯沸かし器の費用は大体50万円かかる』
・『AIが企業に導入されると従業員も刺激されて、仕事の質が上がる』

「ほぼ」の例文

・『甲子園で頑張る男の子たちはほぼ息子と同じ年齢だった』
・『彼女は選手と同じように、砲丸をほぼ60m先まで投げられる』

まとめ

ほとんど似た意味を持つ言葉ですが、より深堀して学習すればうまく使い分けられます。

意味を学習して、状態をうまく表せるよう工夫してみましょう。

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