コンビニで買い物をするのは、すでに私たちのきわめて一般的なことのひとつになっていますが、今のようにどこにでもあるような状態になったのは20〜30年くらい前にすぎません。
そして、コンビニで宅配便の荷物を受け取ることができるようになったのは最近のことです。
それでは、この「受け取る」とはどういう意味でしょうか。
また、「受取る」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「受け取る」と「受取る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「受け取る」とは?
「受け取る」とは、「うけとる」と読み、文字通り「受けて取る」という言葉であり、一般的には何かをだれかから手渡しでもらうということを表していますが、それが派生して、eメールやその他物理的でないものに対しても使われるようになっています。
「受取る」とは?
「受取る」とは、やはり「うけとる」と読み、前述の「受け取る」と同じように、何かを自分のほうに持ってくるということを表す言葉として使われます。
「受け取る」と「受取る」の違い
「受け取る」と「受取る」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、何かをだれかからもらうというような状況を表す言葉として使われますが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、一般的な文章の中で使われることが多いのが「受け取る」であり、比較的フォーマルな文章の中で使われているのが「受取る」ということになります。
意味としてはまったく同じなので、どちらを使っても間違いではありません。
さらに「受取」という言葉もあり、これは名詞として使われることが多い言葉です。
「受け取る」の例文
・『宅配便を受け取るのはコンビニでもできます』
・『お客様からのメールを受け取るためには追加の設定が必要です』
「受取る」の例文
・『受け取ることができたら受領証を送り返してください』
・『この補助金を受取ることができるのは一部の人たちに限られています』
まとめ
この記事では、「受け取る」と「受取る」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。
