この記事では、「受ける」と「受け付ける」の違いを分かりやすく説明していきます。
「受ける」とは?
「受ける」とは「自分の方に向かってくるものを取って収めたり、支え止めたりすること」、「差し出されたものを自分の方に取り入れる」、「手に収め入れる」、「もらう」、「他から与えられる」、「身に授かる」、「血統や血筋などを引く」など多くの意味を含める言葉です。
「受ける」の類義語には「もらう」や「いただく」、「服する」、「被る」、「受け入れる」、「応じる」、「招く」などがあります。
「受ける」の使い方
「受ける」は動詞として使われています。
「受け付ける」とは?
「受け付ける」とは「相手の願いや要求などを聞いて、その通りにする」という意味を含める言葉です。
「受け付ける」の使い方
「受け付ける」は動詞として使われています。
「受ける」と「受け付ける」の違い
「受ける」は「自分の方に向かってくるものを取って収めたり、支え止めたりすること」をはじめ多くの意味合いを表す言葉です。
一方、「受け付ける」は「相手の願いや要求などを聞いて、その通りにする」という意味を含める言葉になります。
「受ける」が表す複数の意味の中に「受け付ける」に近いニュアンスも含まれていると解釈できるでしょう。
「受ける」の例文
・『相手が投げたボールを受ける』
・『生活がままならないので福祉支援を受けることにした』
・『父と母が出会い、私はこの世に生を受けることとなった』
・『前任者の意向を受けて、プロジェクトを新しい形に発展させた』
「受け付ける」の例文
・『この病院はネットにて予約を受け付けるようにしている』
・『専用ページから応募を受け付ける方法をとっている』
・『この企業は顧客の要望を受け付ける姿勢が評価されている』
・『ハローワークからの面接応募を受け付ける』
まとめ
「受ける」が含める多くの意味の中に「受け付ける」の意味も包括されているということでした。