「原点」と「始まり」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「原点」と「始まり」の違いとは?違い

物事の起こりや最初を示す言葉には「原点」「始まり」があります。

この記事では、「原点」「始まり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「原点」とは?

「原点」とは長さなどを計測する際に起点となるところを示す言葉です。

「原点」はこれ以外にも物事などを考える際の出発点を示す時にも使います。

「原点」は英語で「オリジン」と表現する言葉であり、起源や由来、源などという意味があります。

「原点」の類義語には「起点」がありますが、こちらは物事が始まることや道路や鉄道の出発点を示す時にも使う言葉です。


「始まり」とは?

「始まり」とは物事が発生することや始まることを示す言葉であり、英語では「スタート」と表現します。

「始まり」の類義語には「始めて」がありますが、こちらは今までに体験したことがない出来事やイベントが発生することを示す言葉であり、「初めて」と書くことが可能です。

「始まり」の動詞である「始める」は色々な場面で使いますが、「初める」という使い方は間違いです。

「始まり」の反対語は「終わり」であり、物事が終わることを示す言葉です。


「原点」と「始まり」の違い

「原点」は長さや思考などの起点となる部分や場所を示す言葉です。

「原点」は人のルーツなどを表す時に使うことが可能です。

「始まり」は物事が発生することや始まることを示します。

「原点」の例文

・『彼の原点にインタビューしようと思うので、まずは出身校から調べています』
・『自分が絵を描こうと思った原点の作品展が開かれているので、先週行ってきました』

「始まり」の例文

・『素敵なショーが始まり、子供たちはステージを楽しそうに見ています』
・『生命の始まりには色々な説がありますが、最近ではインターネットで簡単に調べられます』

まとめ

「原点」は長さや思考の起点を示す言葉であり、「始まり」は物事が発生することや始まること、その場所などを示す言葉です。

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