物事の切れ目や期間を示す言葉には「区切り」や「節目」があります。
この記事では、「区切り」と「節目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「区切り」とは?
「区切り」とは言葉の意味や発音上の切れ目や区切れを示す意味と、物事の切れ目や期間、段落などを示す意味があります。
「区切り」は一般的に後者の意味がよく使われており、こちらは「きり」という意味でも使うことが可能です。
「きり」を使った言葉には「きりが良い」があり、この場合の「きり」は「切り」や「限り」と書くことが可能です。
「区切り」は動詞で「区切る」と書き、こちらも色々な場面で使われています。
「節目」とは?
「節目」とは木材や竹などに存在する節を示す意味と、物事の切れ目や「区切り」を示す意味があります。
「節目」は一般的に後者の意味がよく使われており、「節目の年」や「人生の節目」などが有名です。
「節目」に使われている物事の切れ目は日付や季節から主観的に決めた時期など様々なものを使うことが可能です。
「節目」の同音異義語には「伏し目」があり、こちらは下の方を向いていることを示す意味があります。
「区切り」と「節目」の違い
この2つはどちらも物事の切れ目や区切れを示す言葉であり、色々な場面で使われています。
年月や季節の切れ目や区切れを表す時には「節目」の方を使います。
「区切り」の例文
・『仕事が一区切りついたので、コーヒーを煎れて休憩を取りました』
・『今日の作業は区切りのいいところで終わりました』
「節目」の例文
・『今年はリーグにとって大きな節目となると予測されており、ファンの期待が高まっています』
・『今年は節目の年なので、大きな祭りが行われる予定です』
まとめ
「区切り」や「節目」は物事の切れ目や区切れを示す言葉です。
「区切り」のいい状態を示す言葉には「きりが良い」があります。
「節目」はこれを重ねた「節目節目」という言葉も有名です。
