「ご案内申し上げます」と「ご案内差し上げます」の違いとは?分かりやすく解釈

「ご案内申し上げます」と「ご案内差し上げます」の違いとは?違い

この記事では、「ご案内申し上げます」「ご案内差し上げます」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ご案内申し上げます」とは?

「ご案内申し上げます」の意味は以下の通りです。

1つ目は「ある場所に連れて行くと伝える非常に丁寧な表現」です。

2つ目は「あることの事情や詳細を知らせる非常に丁寧な表現」という意味です。


「ご案内申し上げます」の言葉の使い方

「ご案内申し上げます」はビジネス用語として使われます。

「ご案内」「ご」は謙譲語の接頭辞、「案内」「道や場所を知らない人をそこに導くこと」「事情やようすなどを知らせること」という意味です。

「申し上げます」は動詞「言う」の謙譲語で「うやうやしく言う」という意味の他に、「お・ご〜申し上げます」として「その行為の対象を敬ってする」という意味があります。

全体で「案内する」という意味の非常に丁寧な表現になります。


「ご案内差し上げます」とは?

「ご案内差し上げます」の意味は以下の通りです。

1つ目は「ある場所に連れていってあげると伝える丁寧な表現」です。

2つ目は「あることの事情や詳細を知らせる丁寧な表現」という意味です。

「ご案内差し上げます」の言葉の使い方

「ご案内差し上げます」はビジネス用語として使われます。

「差し上げます」「与える」「やる」の意の謙譲語で、「お・ご〜差し上げます」で、「その行為の対象を敬ってする」という意味があります。

ただし、元の意味の「与える」「やる」を知っている人の中には上から目線な言葉ととらえる人もいます。

正しい表現ですが、なるべく言い換えた方が良いでしょう。

「ご案内申し上げます」と「ご案内差し上げます」の違い

「ご案内申し上げます」「相手を案内することの非常に丁寧な表現、『申し上げます』は『うやうやしくする』という謙譲語」です。

「ご案内差し上げます」「相手を案内することの丁寧な表現、『差し上げます』は『与える・やる』の謙譲語」です。

まとめ

今回は「ご案内申し上げます」「ご案内差し上げます」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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