多数の人や全ての人を示す言葉には「みんな」や「全員」があります。
この記事では、「みんな」と「全員」の違いを分かりやすく説明していきます。
「みんな」とは?
「みんな」は漢字の「皆」をカジュアルにした言葉であり、複数名いる中や集団における全員を示す時に使います。
「みんな」はこれ以外にも大抵の人や多くの人を示す時にも使うことが可能です。
「みんな」は呼びかけの言葉としても使われる言葉であり、主にカジュアルな会話や子どもたちに話し掛ける時に使われています。
「みんな」の類義語には「皆様」があり、こちらはその場にいる全ての人を示す敬称として使う言葉です。
「全員」とは?
「全員」とは特定の集団や団体に属する人すべてを示す言葉です。
この言葉に使われている「員」は人や物の数や係の人、幅などを示す言葉であり色々な場面で使われています。
「全員」は掛け声としても使われており、「全員起立」や「全員前ならえ」などが有名です。
「全員」の類義語には「一同」や「全部」などがあり、これ以外にも「すべて」も様々な場面で使われています。
「みんな」と「全員」の違い
この2つはどちらも集団や団体に属するすべての人を表す時に使う言葉です。
「みんな」はカジュアルな言葉であり、子供に語りかける時にもよく使われています。
「全員」は一般的な会話から文章まで幅広く使うことが可能です。
「みんな」の例文
・『大きな戦があったが、みんな無事だったので本当に良かったです』
・『みんなで誕生日パーティーを開くことになったので、自分は飾り付けを担当しました』
「全員」の例文
・『まだ参加者が全員揃っていないので、もう少しだけお待ちください』
・『お弁当が全員に行き渡ったので、やっと休憩に入れます』
まとめ
「みんな」や「全員」は集団や団体のメンバー全ての人を示す時に使う言葉です。
「みんな」は基本的に会話でしか使えませんが、「全員」は文章でも使うことが可能です。